~日本企業として初めての承認、日本人の専門スタッフによるサービス開始~
2011年7月12日
Payment Card Forensics株式会社
代表取締役社長 野﨑 周作
東京都港区港南2-12-23
TEL 03-5463-8333
Payment Card Forensics株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野﨑 周作、以下PCF)は、6月27日(米国時間)国際カードブランドの5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、Visa)が設立した米国PCIセキュリティ基準審議会(PCI Security Standards Council 、以下PCI SSC)から、日本企業として初めて、アジア太平洋地域で活動するペイメントカードの情報漏えい事件のフォレンジック調査機関(PCI Forensic Investigators 、以下 PFIs)として承認を受けました。PCF社は、ペイメントカード専門のフォレンジック機関として、情報漏えい事件のフォレンジック調査から事故時点におけるPCI DSS[ *1]アセスメント(評価)までワンストップで提供いたします。
近年、インターネットにおける取引においてクレジットカードなどペイメントカードの利用が一般化する中、個人情報の漏えい事件や、他人のクレジットカードの不正使用に関わる事件はグローバル、国内とも年々増加し、かつ複雑化してきております。これらの事件に関わる原因究明調査、中でもコンピュータに記録された電子的記録を詳細に解析し、原因を明確にするコンピュータフォレンジックの必要性も年々増加しています。併せて原因究明後、漏えい事件を発生させた企業がクレジットカードの取引を再開するために再発防止策が正しく施されたかの評価の重要性も高まってきています。
これまで、ペイメントカード情報漏えい事件に対応するフォレンジック調査機関は、国際カードブランド毎に個別に承認されていました。その承認が、2011年3月より国際カードブランド5社によって設立されたPCI SSCに移管され、ペイメントカードの会員データの漏えい事件のフォレンジック調査は、PCI SSCに承認されたPFIsが実施することになりました。これによりPCFは5社ブランド共通のフォレンジック調査サービスの提供が可能になりました。これまでPCFはPCI SSC からQSAs [*2]として承認されておりましたが、この度のPFIsの承認により、フォレンジック調査の結果と事故が発生した時点でのPCI DSSとの適合性報告、事後対策が正しく施されたかの評価(アセスメント)をワンストップで提供可能となります。
コンピュータフォレンジック(電子証拠調査)のパイオニアである株式会社UBICと、クレジットカードのデータセキュリティ基準の監査において多数実績を持つ国際マネジメントシステム認証機構株式会社の合弁会社である当社は、本日より日本国内にとどまらずアジア全域を対象に、早期解決に向けた調査から再発防止に向けたコンサルティング・評価に至るまで日本人の専門スタッフによるワンストップソリューションを提供致します。
代表取締役社長:野﨑 周作 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル8階
Payment Card Forensics株式会社は、コンピュータフォレンジック(電子証拠調査)のパイオニアである株式会社UBICとペイメントカードのデータセキュリティ基準PCI DSSのオンサイト監査において多数実績を持つ国際マネジメントシステム認証機構株式会社による、ペイメントカード専門のフォレンジック調査および評価(アセスメント)を目的とする合弁会社です。 米国PCIセキュリティ基準審議会(PCI SSC)より認定フォレンジック調査機関(PFIs:PCI Forensic Investigators)と認定セキュリティ評価機関(QSAs)[*2]として承認されております。
2010年8月17日設立。資本金20,000,000円 (2011年6月30日現在)。